小学1〜3年コース 国語

国語〜音読重視で読み方を知る〜

低学年の国語学習は一般的な設問形式の問題演習をこなすことではありません。単純な先取り学習は、"難しい文章を読む"ことではなく、"難しい設問を読まされる"だけになってしまいます。

もし、設問の意味を理解できない場合、親や教師が噛み砕いて説明するのが普通ですが、子供がこの状態に慣れると、「設問は自分で理解できなくてあたり前、説明してもらってあたり前、問題そのものが解ければOK」と思ってしまいます。 これでは「理解したつもりでも理解していない」という状態になってしまいます。

エルカミノでは、「文章の読み方」にウエイトを置いた学習を行い、論理的な考えから、正しい答を見つけるという自立志向の国語学習を行っています。

文章を読むスピードと正確さ

正しく文章を読み抜くには、"スピード"と"正確さ"が必要です。 そのためには読書が最も重要な対策であることは当然ですが、単に読めばいいわけではありません。本の正しい読み方を知らずに「楽しそうに読んでいるから」と安心してはいないでしょうか。

 

低学年時は、文章内にわからない表現や知らない単語があっても、ストーリーを掴めていれば読み進めてしまいがちです。また、一度読んだ本を再読することもあまりありません。その結果、脳内に蓄積されず、「読んだ」という満足感だけで終わってしまうのです。

 

このような状態で高学年時の受験勉強を始めても効果は大きくなく、いわゆる知識偏重の国語になってしまいます。低学年時はテストの点数につながる学習よりも、正確かつ早く読む技術を学んでおき、「活字慣れ」は小3修了時までに終わらせておいたほうが後々につながるのです。

 

エルカミノの低学年の国語学習は、音読を重視しています。たとえば、文節の区切りや助詞・助動詞までも正しく発音させ、日本語の微妙なニュアンスを音で理解させます。これがのちの受験学習に必要な「精読」につながるのです。

 

 

学年相応の一般教養

中学入試の国語では、さまざまなシチュエーションの文章が使われています。それは特異な状況に置かれた主人公の心情描写であったり、見知らぬ国、異なる時代のできごとであったりとさまざまです。

 

このような文章に慣れておらず、自分の経験したことがない文章を見ると「知らないから分からない。しょうがない」と子供たちは思ってしまいます。低学年のうちにさまざまな文章を読み、経験したことがなくても「読んだこと」「聞いたこと」から知識を習得する技術を学ぶ必要があるのです。

 

 

知らないことを予想する姿勢

文章読解問題のセオリーに「設問の答は本文のどこかに書かれている」というものがあります。このセオリーが通用するのは中学入試においては小4くらいまで。特に難関校になると、本文に答が書かれていることはほとんどありません。

 

画一的な学習ばかりしてきた子供は「本文に答があるはずだ」と思い込み、見つからなければ思考を停止させてしまいます。

 

文章内の世界観、状況を把握し、設問を理解した上で「常識的に予想」するわけですが、この「常識」が確立されていなければ、正解にたどり着くことはできません。

教材〜読解力と想像力を育てる〜

高学年時の相談ごとに「算数の文章題の意味が理解できない」というものがよくあります。

 

これは明らかに国語力が不足しているからです。低学年時に国語の基礎学習をおろそかにしていると、他教科の習熟度にも大きく影響するのです。エルカミノでは高学年時の学習を効率よく進められることを目的に基礎読解力重視の授業を行っています。

 

 

音読から導かれる読解力をのばす

エルカミノの国語学習は、まず担当による音読から入ります。文章のリズムを耳から覚えたら、子供に繰り返し音読をさせます。自ら音読することで「実は自分が読めていなかった」ことに気がつきます。

 

使用する教材は、各学年のレベルに合わせた書籍をセレクト。一冊の本を2ヶ月ほどかけて繰り返し読みます。

 

一度では読み取れなかった表現・感情も、担当と子供たちとのディスカッションによって導くことで理解できるようになります。

 

 

読んで、知識にする力をつける

自分が行ったことがない場所の話でも、物語の世界観に自分を投影できるようになって欲しいもの。

「世界遺産」をテーマにした教材ではいろいろな世界や価値観があること(過去あったこと)を知ってもらい、本で読んだことが知識として積み重なってきます。

また、短歌(百人一首)の学習では、過去の人たちも現代に生きる私たちと同じ気持ちを持っていること、考えれば詠み人の気持ちもわかるんだということを知ってもらいます。授業ではイラストを用いて、短歌の情景を思い描きます。

 

バラエティに富んだジャンルを楽しむ

教材として採用している題材は、詩、物語、昔話、童話、ノンフィクションなどさまざまなジャンルに及び、すべて学年相応の題材を厳選しています。日本語独特のリズムを味わうことで、早く確実に読み込む力につなげます。 授業では、読み方のガイドや設問プリントが毎回配布され、本文からの抜き出しではない設問もあり、「書いていないことを想像する」ことを体験できるようになっています。

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